どこどこDr. スペシャリストデータ
二村 省三 | ふたむら しょうぞう | |
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職種 | 医師 | |
得意な分野 | 免疫学、乾癬、自己免疫性水疱性疾患、皮膚アレルギー、細菌毒素 |
勤務先 | ふたむら皮膚科 | |
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所在地 | 〒570-0061 | 大阪府守口市小春町2?15(DOIメディカルセンター2F) |
電話番号 | (06)6991-3724 | |
ステロイド剤の 使用に関する方針 |
(アトピー性皮膚炎に限って) アトピー性皮膚炎の治療には、免疫学的概念とエビデンスに基づいて、ステロイド外用剤と保湿剤、そして免疫抑制剤を使用します。基本的には「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」に沿うと考えて差し支えありません。皮疹の重症度、年齢、部位によりステロイド外用剤を選択し、個々の治療目標を定めて加療します。全例にステロイド外用剤が必要なわけではありません。 |
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治療方針と患者さん への メッセージ |
(アトピー性皮膚炎、特に小児アトピー性皮膚炎について) アトピー性皮膚炎は、免疫学的な要素を基礎に、環境因子(特異的、非特異的)が増悪発症因子として作用する慢性の炎症性疾患です。当科では、この「複雑な病態を理解してもらう」診療を心がけています。患者さんやご両親のご理解が治療継続に必須と思います。具体的な治療は治療目標を定めた後、ステロイド外用剤、保湿剤、免疫抑制剤の他に、narrow band UVBという光線療法などを選択します。小児では食物感作されている場合もあるので、経過により除去食療法を指導します。基本的に、小児アトピー性皮膚炎の大多数が無理なくコントロールできますが、一部に難治な例もあります。 |
著書(紹介記事) |
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)の表皮剥離機序(二村省三他2) 皮膚科Mook Vol.17 今村貞夫 小川秀興 荒田次郎 編 金原出版 1990年 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 (二村省三他2) 皮膚臨床電顕アトラス Vol.2 広根孝衛 鈴木哲之 編 講談社 1989年 皮膚科 細菌性の疾患 (二村省三、朝田康夫) 医学と薬学 特集 細菌感染症の病態と治療 自然科学社 1991年 |