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アトピー性皮膚炎って、どういう病気ですか?

アトピー性皮膚炎は、皮膚症状の特徴から、名付けられた病名です。

「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と 定義されています。

もう少し整理すると、
1・繰り返し傾向のある
2・掻痒が強い
3・アトピー体質のある
4・湿疹病変
といえます。

この特徴のうち、「かゆみ」は、アトピー性皮膚炎の症状の中心をなすものです。
「かゆみ」のために、子どもは「掻く」行為を繰り返し、特徴的な皮膚症状が作られています。

「かゆみ」こそ、アトピー性皮膚炎の特徴的な皮膚症状を形作る原動力といえます。

木村 彰宏(いたやどクリニック 小児科部長)

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