文字サイズ

どこどこDr. スペシャリストデータ

氏名
藤澤 隆夫 ふじさわ たかお
職種 医師
得意な分野 喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、じんましん、アナフィラキシー、など
-----------------------------
勤務先 国立病院機構 三重病院
所在地 514-0125 三重県津市大里窪田町357
電話番号 059-232-2531
HPへ
ステロイド剤の
使用に関する方針
ステロイド剤は万能なくすりではありません。ただ、現状では炎症を抑える薬剤の中ではもっとも強力で、正しく使えば、副作用もほとんどありません。どんな薬でも、効果があれば、副作用もあります。要はそれをいかにうまくつかうかです。副作用を皆無、あるいは最小限にして、病気を抑制する効果を最大限に引き出すのが、医師の役割です。また、その効果を得るためには、医師と患者さんのパートナーシップがたいせつです。これまで、科学的根拠に欠ける考えでステロイドを一方的に忌避して、ひどい症状の中でつらい思いをしてこられた患者さんをたくさんみてきました。そのような方(またはその子のお母さん)に、時間をかけて、話をして、たいへんな苦しみの中から出ていただきました。
 私は、現在の医学知識を正しく判断して、ステロイドの正しい使い方を説明します。しかし、一方では常に疑問を持ち、副作用が出ないか?もっとよい治療はないか?ということは常に探索しています。たいせつなのは患者さんのために何が最善か、を追究することだと考えています。
治療方針と患者さん
への メッセージ
患者さんとのパートナーシップを大切にしています。アレルギー疾患は体質に関係する慢性の病気であるため、長いおつきあいをしていただくことになります。しかし、医師と患者のコミュニケーションがとれていて、患者さんがうまく自己管理ができれば、このような「体質」があっても、快適な生活、また自分のしたいことを何でもできる生活が可能になります。最近、重症のアトピー性皮膚炎を持ちながら、いわれのないステロイド忌避にとらわれて、ひどい症状の中で苦しんでおられる患者さんにときどき会って、私もたいへん悲しい思いをしています。私も、ステロイドの効果には限界があり、問題を持つ薬だと思っています。しかし、現状ではそれを「うまくつかう」ことによって、アレルギーの多くの病気が副作用なくコントロールできることも科学的に証明されています。世の中には、「絶対に正しいもの」も「絶対に悪いもの」も存在しません。いいところ、わるいところをよくわかった上で対処していくのが、「知恵」ではないでしょうか。私は、アレルギーについては、専門家として深く勉強して、それを患者さんにわかりやすく提供し、「知恵」をもって、パートナーシップをもって、治療をしたいと考えます。

アレルギーの知識と情報

SALES INFORMATION