どこどこDr. スペシャリストデータ

小島 一晃 | こじま かずあき | ![]() |
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職種 | 薬剤師 | |
得意な分野 | 吸入剤による喘息治療 |

勤務先 | 高槻赤十字病院 薬剤部 | |
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所在地 | 〒569-1096 | 大阪府高槻市阿武野1-1-1 |
電話番号 | (0726)96-0571 | |
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ステロイド剤の 使用に関する方針 |
吸入ステロイド薬は、成人喘息ではその有用性が確立されており、厚生省作成の ガイドラインでも軽症から吸入ステロイド薬の使用が推奨されていますが、小児喘
息の分野では、用量設定や副作用など解明されていない点も多く、ガイドラインで も中等症からの使用となっています。 しかし、成人も小児も発作予防の一つとして、喘息の基本的な病態である気道炎症を鎮め気道過敏性をいかに抑えるかが重要であり、そのためには強力な抗炎症作用を持つステロイド薬の吸入療法が、小児喘息でも治療の中心となってゆくのでは ないかと考えています。 |
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治療方針と患者さん への メッセージ |
吸入薬が処方されたが、その操作の煩雑さや独特の恐怖感などで継続使用に対して不安を抱く方も多いと思いますが、吸入薬は内服や注射とはちがい、薬がほとんど血液中に入らず局所的に気管支に作用するため、全身的な副作用も少なく、少量 で確実な効果が期待できます。 しかし、吸入器具を正しく使いこなさないとせっかくの吸入薬も十分な効果を発揮しません。 お子さまの年齢や理解度により様々なタイプの吸入薬や吸入器具が用意されています。 お子さまの吸入操作に不安がある場合は、遠慮なくかかりつけの医療機関にて、正しい吸入方法の指導を受けることをおすすめします。 |